トリートメントとは?
ヘアトリートメント
トリートメントとは、治療、処理、処置などの意味です。
ヘアトリートメントとは頭髪に水分、油分を補い、保つ、頭髪に栄養を与える、頭皮頭髪を健やかに保つ、髪のダメージ、フケを防ぐなどの効用をもたらすものです。
頭髪はケラチンという硬い蛋白質から成り立っており、物理的にも科学的にも強い抵抗性を示しますが、パーマやカラーなどの施術上の誤り、脱脂力の強いシャンプー剤やシャンプー操作の不良、ドライヤーの熱、紫外線、大気汚染、ブラッシングのミスなどから頭髪は、損傷します。
この様に損傷した頭髪は、一般に乾燥性であり、油性分が不足して光沢がなく、しなやかさやしっとりさに欠け、櫛通りが悪くなります。
また、無理にブラッシングすると毛小皮に傷を付けたり、剥離することさえあり頭髪は、より乾燥性になり枝毛や裂毛など損傷を大きくします。
損傷がこれ以上進まないように頭髪を保護し、正常毛では損傷毛にならないように防止して、損傷毛でも、正常毛でも、頭髪の乾燥化を防ぐために、水分・油分などを補い、艶、滑らかさ、柔軟性を与えることが大切になってきます。
トリートメントの種類
トリートメントは、大きく分けて以下の3種類に分類されます。
- 油分(オイル)を豊富に含み、リンス兼用タイプ(すぐに洗い流すタイプ)
- 髪自体をコーティングし、艶、手触りを滑らかにするタイプ(マニュキア効果等と表示)
- 髪に、アミノ酸やタンパク質等の栄養を補給するダメージケアタイプ(サロン等で使用)
すぐに洗い流すもの、時間をかけて浸透させるもの、熱を利用して浸透させるもの、そのまま洗い流さないものなど様々です。髪質や状態、効果などを考慮して自分に適したものを選びましょう。
リンスとトリートメントの違い
リンスの場合は、髪の外側、つまりキューティクルの部分を被う物で、トリートメントとは、髪の内部コルテックスの損傷部(空洞個所)に入り込み、ケラチンやタンパク質を補給する物になります。
あくまでリンスは、見た目を「良く見せる」物であって、実際髪に、栄養分は吸収されません。
ヘアトリートメントキャップ
トリートメント剤は、髪の内部に浸透させなくては、意味がありません。
キューティクルの隙間から成分を入れ込む必要があります。
キューティクルの熱や湿気で開く特性を利用して、髪内部に浸透させることが必要になります。
このとき、【ヘアトリートメントキャップ】を使用することで、トリートメント効果を高めることが期待できます。